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『17LIVE』完全ガイド:短枠で伸ばすタイトル術・進行テンプレ・安全運用

「17LIVE(イチナナライブ)」は、スマホ1台で“いま”を届けてつながる国内最大級のライブ配信アプリ。雑談・歌枠・ダンス・楽器・コスプレ・ASMR・作業配信・ラジオトークなど、ジャンルの広さとコミュニティの厚みが魅力です。視聴者はコメントやギフトで参加し、ライバーはイベントで露出を獲得しながらファンと一緒に番組を育てていく。

この記事では、初期設定から番組設計、コメントが少ない時間帯の回し方、伸びるタイトル・サムネの型、音質/画質の最適化、イベントの戦い方、収益と課金の健全運用、荒らし対策・プライバシー、1日10〜15分で積み上げる時短ルーティンまで、初心者〜中級のライバー/視聴者向けに5,000字級で総整理します。

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17LIVE - ライブ配信アプリ
17LIVE – ライブ配信アプリ
開発元:17LIVE INC.
無料
posted withアプリーチ

17LIVEの体験の芯

  • 配信が軽い:スマホを縦に構え、タイトルとカテゴリを決めたら即オンエア。音声のみの“ラジオ配信”にも切り替え可。

  • 参加が軽い:視聴者は入室→あいさつ→コメント→ギフトで応援。二択アンケやスタンプで“発言ハードル”が低い。

  • 継続が効く:イベント・ランキング・デイリーミッションにより“続ける理由”が明確。短枠の積み上げでも常連が育つ。

  • コミュニティが厚い:箱推し文化や企画合戦が盛ん。コラボで露出と横のつながりが増える。


はじめ方(初回10分)

  1. プロフィール整備(2分)
    ニックネーム/ひとこと/活動時間帯/“話せるテーマ3つ”(例:#朝活 #アニソン #在宅ワーク)。リンクは最低限。

  2. 配信設定(2分)
    画角9:16、マイク入力チェック、BGMは小さく一定。通知は「配信開始/コラボ招待」だけON。

  3. タイトル作成(2分)
    目的先頭+時間宣言+優しさの一言:
    例)〈初見歓迎〉朝の10分雑談|二択アンケあり/聞き専OK

  4. 台本の骨子(3分)
    OP30秒→本編8〜12分→CL1分。二択質問を2個用意(「今日の気分はコーヒーorお茶?」など)。

  5. 初配信(1分)
    「今来てる人だけの内輪感」でOK。“完璧主義の壁”を越えるのが最初の成果。


配信が伸びる“番組設計”

タイトルの型

  • 目的先頭:「歌練」「台本朗読」「相談」「作業BGM」。

  • 時間宣言:「10分だけ」「30分一本勝負」。

  • 具体語:「雨音BGMでまったり」「春アニメネタバレなし」。

  • 安心ワード:「初見/聞き専OK」「短文大歓迎」。

サムネ/画づくり

  • 顔出し:目線より少し上から、やわらかい前照明。

  • 顔出しなし:手元/小物/テロップで“何の枠か”一目で分かる構図。

  • 余白に開始・終了予定と“参加方法”(二択/コメント)を小さく載せると回遊から残りやすい。

進行テンプレ(コピペ可)

  1. OP(30〜45秒)
    「おはよう/こんばんは。今日は〈テーマ〉で〈10分〉。初見さんは“お名前+一言”だけでOK、二択は〈A/B〉です」

  2. 本編(8〜12分)
    結論→理由→具体例→問いかけ→コメント拾い(名前+要約+一言

  3. CL(1分)
    今日のハイライト→次回予定→お礼(ギフトの扱いは公平・簡潔


コメントが少ない時の回し方

  • 二択→指名なし点呼:「朝食はパン?ごはん?」→“押した人にだけ一言返し”。

  • 実況法:自分の考えや作業を短文で実況(「今メモ見てます→次この話」)。

  • 保険話題カード:仕事/学び/最近の癒し/季節ネタを箇条書きで待機。

  • 1分ごとミニ自己紹介:新規入室に向けて「何の枠・残り時間・参加方法」を再掲。

沈黙は悪ではない”。“間”を怖れず、説明の再掲二択で温め直す。


音質・画質の最適化(体感を上げる最短ルート)

  • マイク:スマホ直でもOK。笑い声で割れるなら入力-6〜-12dB目安、ポップノイズは口元を少し外す。

  • 環境:空調ノイズを避け、窓や机面の反射を布で軽減。

  • 照明:逆光NG、柔らかい前照明(リングライト弱〜中)。

  • 回線:上り5Mbps以上目安、Wi-Fi不安定なら4G/5Gへ切替

  • 端末:省電力OFF、通知は集中モード。充電しながらの発熱に注意。


イベントの戦い方(露出×コミュニティ)

  1. 企画名をタイトルに先頭置き:「〈イベント名〉挑戦中|朝は歌練10分」。

  2. “理由のある応援”を言語化:「新マイク導入」「スタジオ配信テスト」など使い道の透明化

  3. 時間割の固定:朝/昼/夜の短枠×複数で露出を散らす。

  4. コラボで相互露出:役割宣言(進行/相槌/まとめ)→“どうぞ合図”を決め、同時発話を回避。

  5. 終盤のラストスパート“参加しやすい小目標”(◯◯個到達でミニ歌/ASMR 30秒)を設定し、煽らず温かく


収益と課金の健全運用

  • 視聴者:月の上限額を決め、まず無料で楽しむ→“推したい”と感じたら最小額から。

  • ライバー:ギフトは感謝の可視化として扱い、金額差で対応を変えない

  • 目標は透明化(購入機材/制作費/遠征費)→達成後の報告お披露目枠で循環を作る。

  • 有料演出/露出ブーストは少額で効果検証→“効いたものだけ継続”。

  • 取り戻すための配信/課金は禁止。コンディション優先。


荒らし対策・安全とプライバシー

  • ルームルール固定:NG例(個人情報要求/誹謗/連投/外部誘導)を明記。

  • 定型→即ミュート/ブロック:長引かせない。ログ(日時・スクショ)は保全。

  • 個人特定回避:背景の郵便物/校章/窓外ランドマークは映さない。本名/勤務先/最寄り駅を言わない。

  • 録音録画の扱い:可否とアーカイブ範囲を明示。プラットフォームのガイドライン厳守。

  • 深夜テンション対策:終わりの時間をOPで宣言。コンディションが崩れたら即終了の勇気。


企画アイデア35選(抜粋)

  • 朝3分の一言朗読夕方BGM雑談日報“今日のハイライト3つ”

  • 二択アンケ100連発(“紅茶orコーヒー”“犬派or猫派”)

  • 5曲チャレンジ(1曲=1分サビ)/台本リレーSEだけで物語

  • 手元作業(切り絵/レタリング/料理下ごしらえ)

  • 推し語り(作品ネタバレ配慮ルール固定)

  • 環境音ASMR(キーボード/紙/雨音)

  • 30秒相談室(“今日のモヤモヤ一行”)

  • “視聴者のお題”で即興川柳/ショートコメディ

  • ミニ英会話/発声練習/腹式呼吸レッスン

  • 週末コラボ喫茶(背景とBGMを統一)

目的は参加の段差を下げること。短い/具体的/安全が正義。


データで見る成長(家計簿的運用)

  • KPI:同接/滞在時間/コメント数/新規フォロー/リピーター率。

  • 1配信1改善:タイトル文言、最初の二択、BGM音量、拾い方のテンポ…1点だけ変えて効果を見る。

  • ハイライト資産化:毎回3〜15秒切り出して固定投稿。“初見の入口”は外部ではなく次回配信に向ける。


視聴者向けミニガイド

  • 初見の一言:入室→「こんばんは、聞き専で失礼します」でOK。

  • ギフトの前にフォロー/コメント/二択参加が最大の応援。

  • 節度:個人情報要求や外部連絡の強要はNG。違和感があれば通報

  • 健康第一:深夜の追い視聴は無理せず。推しは逃げない。


よくあるQ&A

Q1. 何を話せばいいか分からない
A. 進行テンプレを読み上げるだけでOK。“番組説明の再掲”と二択で自走します。

Q2. コメントが来ない…
A. **1分ごとに“何の枠/残り時間/参加方法”**を言う。沈黙の罪悪感を捨て、実況で繋ぐ。

Q3. 画質/音質が不安定
A. 逆光回避・前照明・上り回線の確保。マイクは口から拳1個分、笑いはミュート。省電力OFF

Q4. 収益化を目指したい
A. 時間割の固定×企画の繰り返し×ハイライト資産化。目的付きの応援(機材/制作費)を透明化。金額差で対応は変えない。

Q5. 荒らしが怖い
A. ルール固定→定型→即ミュート/通報長引かせない。記録は必ず残す。

Q6. コラボが噛み合わない
A. 役割宣言と“どうぞ合図”。同時発話は沈黙より悪い。OPで段取り共有を。


1日10〜15分の時短ルーティン

  1. 準備(1分):タイトル作成→BGM/マイク確認→二択カードを2枚だけ。

  2. 配信(8〜12分):OP→本編1テーマ→二択→CL。新規入室のたびに番組説明

  3. アフター(1〜2分):ハイライトを1カット保存→次回タイトル案を1行。

  4. メモ(30秒):今日の“刺さったフレーズ”を短文で記録。


まとめ

17LIVEは、“いま”を声と映像で共有し、視聴者と場を育てるための器です。

成功の鍵は、(1)目的先頭+時間宣言のタイトル、(2)OP→本編→CLの簡潔な進行、(3)薄い参加を促す二択、(4)音質/画質の基礎、(5)ハイライト資産化、そして(6)安全と節度。完璧に準備しなくていい。短い枠で回数を重ね、1配信1改善。その積み重ねが常連を生み、イベントでの露出を押し上げ、あなたらしいコミュニティを温めます。
最初の10分が一番高いハードルです。

深呼吸して、タイトルを打ち、“配信開始”をタップ。あなたの一声が、誰かの今日の居場所になる。